2026年10月27日、WatchGuard社より、UTM製品「Firebox」のOSであるFireware OSについて、複数のセキュリティ脆弱性が公表されました。
今回の脆弱性には、第三者による不正なコードの実行や、機器の動作停止につながる可能性がある重大な問題が含まれています。
DataDefense株式会社では、今回の脆弱性情報を受け、対象となるWatchGuard Fireboxのファームウェア更新を順次実施しています。
今回の脆弱性にはどのような危険性があるのか
今回公表されたCVE-2026-112709およびCVE-2026-112710は、Fireware OSのActive Directory認証サービスに関する脆弱性です。
特定の条件下で、攻撃者が認証サーバーからの通信を制御・傍受し、不正な応答を送り込むことで、サービスの停止や任意のコードの実行につながるおそれがあります。
これらの脆弱性は、CVSS v4.0で9.2(Critical)と評価されています。
ただし、すべてのFireboxが同じ条件で影響を受けるわけではなく、利用している機能や設定、ファームウェアのバージョンによって影響範囲は異なります。
DataDefenseでの対応状況
DataDefenseでは、今回公表された脆弱性情報を確認し、対象機器のファームウェア更新を順次進めています。
すでに更新作業を完了した機器については、脆弱性が修正されたファームウェアを適用しています。
一部のお客様については、業務への影響を考慮し、作業日時の調整および実施許可の確認を進めています。
引き続き、お客様の運用状況に配慮しながら、更新対応を進めてまいります。
WatchGuard社が公表している主な修正版は以下のとおりです。
| Fireware OSの系列 | 修正版 |
|---|---|
| 12.12系 | 12.12.4 |
| 12.5系(T15/T35) | 12.5.22 |
| 2026系 | 2026.4 |
※適用するバージョンは、機種や対応するOS系列によって異なります。
UTMは導入後の継続的な保守が重要です
UTMは、社内ネットワークを外部の脅威から守るための重要なセキュリティ機器です。
しかし、セキュリティ対策機器そのものにも脆弱性が発見されることがあります。
そのため、UTMは導入して終わりではなく、メーカーから公表される脆弱性情報を確認し、必要に応じてファームウェアを更新することが重要です。
DataDefenseでは、WatchGuard UTMの導入から設置・設定まで自社で対応しています。
大阪・兵庫を中心に、既存機器の更新やUTMの導入・運用についてもご相談いただけます。
