「会社にUTMを導入した方がいいと言われたけれど、いくらくらいかかるの?」
UTMを検討するときに、最も気になることの一つが費用ではないでしょうか。
UTMは家電製品のように本体を購入すれば終わりではありません。
本体のほかにセキュリティライセンス、初期設定、設置、保守、さらに数年後の更新まで考える必要があります。
この記事では、中小企業へUTMの設定・設置を行っているDataDefenseが、UTM導入時にどのような費用が発生するのかを解説します。
※ UTMの基本的な仕組みや機能については、「UTMとは?」で詳しく解説しています。
UTMの価格が分かりにくい理由
UTMをインターネットで検索しても、価格が掲載されていないことがあります。
これはUTMの費用が「本体価格だけ」では決まらないことも理由の一つです。
一般的なUTMでは、主に次のような費用を考える必要があります。
- UTM本体
- セキュリティライセンス
- 初期設定
- 設置作業
- 保守・サポート
- ライセンス更新
- 将来の機器更新
そのため、本体価格だけを比較しても、実際に数年間利用した場合の総費用を比較できない場合があります。
UTM本体以外にライセンス費用が必要
UTMの特徴の一つが、セキュリティ機能を利用するためのライセンスです。
例えばファイアウォールだけでなく、不正侵入防止(IPS)、Webフィルタリング、マルウェア対策などを利用するために、契約するセキュリティサービスに応じたライセンス費用が発生します。
パソコンのウイルス対策ソフトを1年、3年などの期間で契約するのに近い仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
そのためUTMを比較するときには、
「本体はいくらか」だけではなく、「必要なセキュリティ機能を何年間利用すると総額はいくらになるか」
を見ることが重要です。
初期設定・設置費用も確認する
UTMは購入してLANケーブルを接続するだけで、すべての会社に最適な状態になる機器ではありません。
現在使用しているルーターやインターネット回線、固定IP、VPN、NAS、サーバーなどを確認し、それぞれのネットワーク環境に合わせて設定します。
業者によっては、
- UTM本体
- 初期設定
- 現地設置
- ネットワーク設定変更
などが別料金になっている場合があります。
見積を比較するときには、機器価格だけでなく「実際に使える状態にするまでの費用」を確認した方がよいでしょう。
UTM導入後にも費用がかかる
UTMは一度設置すれば何年間も何もしなくてよい機器ではありません。
導入後には、
- ファームウェアの更新
- セキュリティライセンスの管理
- VPNなどの設定変更
- ネットワーク変更への対応
- 障害発生時の切り分け
などが必要になる場合があります。
また、UTM本体にもメーカーのサポート期間があります。
長期間利用すれば、いずれ後継機への更新も必要になります。
そのためUTMの費用は、導入時だけではなく数年間の運用費まで含めて考える必要があります。
購入・リース・サブスクで費用の考え方が違う
UTMの導入方法には、大きく分けて購入、リース、サブスク(レンタル)などがあります。
購入
UTM本体やライセンスを購入する方法です。
自社資産として所有できる一方、導入時の支出が大きくなりやすく、ライセンス更新や将来の機器更新についても考えておく必要があります。
リース
UTM本体や複数年分のライセンスなどをまとめ、リース契約で月額化する方法があります。
初期の支出を抑えられますが、一般的に契約期間が決められているため、契約条件や途中解約について確認が必要です。
サブスク(レンタル)
UTMを所有するのではなく、月額サービスとして利用する方法です。
サービス内容によっては、本体、ライセンス、保守などをまとめて月額化できるため、毎月のセキュリティ費用を把握しやすくなります。
ただし、サブスクであればすべて同じではありません。
月額料金に何が含まれているかを確認することが重要です。
購入・リース・サブスクの違いや、契約期間・途中解約などについては、**「UTM導入はリースよりサブスク(レンタル)がお得!」**でも詳しく解説しています。
DataDefenseのUTMサブスクは月額11,800円から
DataDefenseでは、WatchGuard Fireboxを使用したUTMをサブスク方式で提供しています。
現在の料金は、
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税別) |
|---|---|---|
| Basic Security | 0円 | 11,800円~ |
| Total Security | 0円 | 15,800円~ |
です。
月額料金にはUTM機器、セキュリティライセンス、初期設定、リモート管理、ファームウェア管理、障害時の一次対応などが含まれます。
そのため、UTM本体を購入してライセンスや保守を別々に契約するのではなく、セキュリティ対策に必要な費用を月額化できます。
※月額料金は利用人数・通信量・必要な機器モデルなどにより異なります。
Basic SecurityとTotal Securityはどう選ぶ?
「安い方で十分なのか、それともTotal Securityが必要なのか」という疑問もあると思います。
必要なプランは、会社の人数だけで決めるものではありません。
例えば、
- 扱っている情報
- Webやクラウドサービスの利用状況
- VPNの利用
- NASやサーバーの有無
- 必要なセキュリティレベル
などによって変わります。
また、同じプランでも通信量や利用人数によって適切なUTM本体のモデルが変わる場合があります。
そのためDataDefenseでは、現在のネットワーク環境や利用状況を確認した上で機器とプランを選定しています。
UTMは月額料金だけで比較しない
例えばA社が月額9,000円、B社が月額12,000円だったとしても、それだけでA社が安いとは限りません。
初期設定、現地設置、設定変更、故障対応、ライセンス更新、機器更新などが別料金であれば、数年間の総費用は変わります。
UTMを比較するときには、
「月額いくら?」だけではなく「その金額でどこまでやってもらえるのか?」
を確認することをおすすめします。
特に専任のIT担当者がいない中小企業では、トラブルが発生したときに相談できるかどうかも重要です。
自社に必要なUTMの費用を知りたい場合は
UTMは会社の規模やネットワーク環境によって適切な構成が異なります。
DataDefenseでは大阪・兵庫を中心に、現在のインターネット回線、ルーター、パソコン台数、NAS、VPNなどの利用状況を確認した上でUTMをご提案しています。
「まず、自社の場合はいくらになるのか知りたい」という段階でも構いません。
現在のネットワーク構成が分かれば、必要なUTMと費用をご案内します。
